宣材写真の個性をアップのポイントをおさらい
プロダクション所属の俳優陣は奇をてらう撮影をしないことが大切です。その為にカメラを標準的な高さの三脚に固定し、正面に近い角度から撮影します。そうすれば ” 顔立ちがよく分かりしっかりとした印象を残すことが出来ます。”
しかし正面から撮影すると動きが乏しく退屈な宣材写真になる可能性がります。そこで正面撮りでもワクワクさせることのできるテクニックです。
個性を表現する為のプラスα×3とは
正面から撮るベーシックな撮影でも平凡にしないで個性を表現できるテクニックを3点ご紹介します。1. プラスα=”風”
ヘアに風を当て髪をなびかせ、新鮮+爽やかなエモーションを創ります。髪に動きが付くことで正面から撮影しても面白味を失うことがありません。2. プラスα=”背景”
よく見ると白壁ではなく白いレンガになっています。女性にぴったりの白いレンガですが、少々ビンテージ(汚し)を取り入れているのカジュアル感が強く表現されます。3. プラスα=”ヘアカラー”
撮影テクニックではありませんが、斬新な色をヘアの毛先に入れており非常に目立つ髪型になっています。まとめ
正面撮り+風+レンガの背景+ヘアカラーが撮影の特色です。これを保守的か、前衛的か分類すると
- 保守的
正面撮り
- 前衛的
風、レンガ背景、ヘアカラー
トータルとして+2 個性を重視したことになります。
それが保守的に見せない俳優の宣材写真になった理由です。
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