笑顔作りは頭で考えず心で実行する
スタジオで初対面した際、たとえ緊張していても表情が明るく社交性を感じるユーザーさんがあります。本日撮影した” M “さんがちょうどそんな人でした。こんな時は「この人懐っこい笑顔を生かしたい」と考えます。というのも撮影時間が近づくにつれ緊張感が増し笑顔がなくなってしまうことがあるからです。そうならないように上手にサポート出来れば素晴らしいオーディション写真に仕上がることは間違いありません。
笑顔を作らなきゃ、と思わせないサポートが有効
ヘアメイクが終わると撮影の「立ち位置」について貰います。そして照明のセッティングを行いながら「おしゃべり」をします。このお喋りが大切です。たわいもない、中身の薄い会話でリラックスして貰います。こんな時 頭で考えてしまう難しい話はNGで、ポン、ポン、ポン、とお喋りできるリズムが撮影の流れを良くします。
自然な笑顔からオーディション写真の笑顔にシフトさせる
自然な笑顔とは友人とお喋りの際に見せる笑顔で口を大きく開けて笑う ” あれ ” です。その笑顔は楽しさを表現しますが、オーディション写真の理想的な笑顔とは異なります。ここで欲しいのは俳優としての『 人を引き付ける魅力のある笑顔 』です。
まとめ
初対面で見た人懐っこい(ひとなつっこい)笑顔をオーディション写真向きの笑顔にする方法をご紹介しました。作り笑顔にならない楽しい気持ちのまま「俳優力」を引き出していきます。
気持ちのこもった笑顔が人の心を動かすします。
P.S(追伸)
Mさんは笑顔が最も印象的であると判断しましたが、誰でも笑顔で撮る訳ではありません。
※参考文献
- 「魅力的に見える人」(BUSINESS INSIDER)
- 笑顔は頭で考えず、心で考える(プロカメラマンとしての経験値)
- 風で髪をなびかせて印象を強くする
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